良くある質問

20090911

ZERO EMISSIONを印旛沼から世界へ!

エコインバに関する良くある質問

Q 1: マラソンとエコマラソンとの主な違いは?
A 1: 全てのマラソンは時間計測が行われ、参加者は速さを競い、完走時間のみで優劣が決められます。それに対しエコマラソンは21世紀に相応しい新しいタイプのスポーツイベントです。なぜなら時間計測は行われず、参加者は完走時間の為に競う必要がなく、世界中から訪れた参加者達と制限時間内に心行くまで自然環境や文化交流を楽しめます。
  その喜びはエコインバの場合、42.195Kmのマラソン距離をゴミ拾いや咲き誇る花や草木の香りを楽しみ、互いに写真を撮りあい、お気に入りのコスチュームでカラオケを歌うことから生まれます。
  最も大切なことは、42.195Kmを走り歩き終えた日の夕方、エコインバ本部ホテルで行われる完走パーティーで選ばれるエコインバ最高の栄誉、エコヒーローは完走時間ではなく、環境保全、人道、世界平和、創造性、他者への啓発や人生への賛歌等への貢献度を、参加者やボランティアの投票も参考に公平に選出されます。

Q 2: どうしてエコインバを「世界初のZERO EMISSIONスポーツイベント」と呼ぶのでしょう?
A 2: エコインバが「世界初のZERO EMISSIONスポーツイベント」となることに私たちは誇りに感じます。なぜなら、より広範な人口層の人々を対象とする環境保全や参加者の安全を優先したスポーツイベントの運営を通し、環境への気付きを高め、同時にマラソン参加の垣根を低くすることで、環境に調和した戦争の無い地球を未来世代の為に創造すること。それを私たちの夢としてではなく明確なゴールとして、めざします。
  例えば、エコインバでは世界最初となるスポーツイベント中や日常生活で環境保全の為に実践すべきエコチップスと呼ばれる環境保全規則・ガイドラインを参加者に配布し、エコインバ参加中の遵守だけでなく、日常生活においても可能な限り環境負荷や二酸化炭素排出を軽減し、資源保護を最優先に呼びかけます。
  一例として、エコインバの参加者は安全で効果的な水分補給の為、主催者が供給するカップ付き水筒を携行し参加し、給水所ではセルフ方式で主催者が用意した給水タンクから持参の水筒又はカップに給水することが義務化され、20世紀の遺物としての給水所でのカップやボトルでの給水方式は行いません。このことにより、これまで全てのマラソンで見られた数万個のカップやボトルがコースや周辺に散乱し、その一部が風に吹かれ街角や草むらや河川に流れ込み、環境汚染源となることを根絶します。更に、参加者は自動車から排出される地球温暖化の主因とされる二酸化炭素(CO2)や印旛沼の水質汚濁の主な要因となっている窒素酸化物(NOx)等を含む排気ガスを減らす為、公共交通機関や自転車利用、又は歩きやランニングでスタート地点に来る事が義務付けられ、ハイブリッドを含む旧世代の有毒排気ガス車での来印旛は失格の対象になります。
  また故意でなくても、参加者がゴミをコースに落とし、それを指摘されても拾わなかった場合、直ちに失格となり、コースから退去して貰います。そして、給水所や各パーティーで参加者が味わう食べ物は産地から消費地までの運搬に発生する二酸化炭素排出とエネルギー消費を削減する為、地産の野菜等を素材に作られたものが供給され、参加者は持込、又は受取に拘らず食べ残しを含む全てのゴミは自宅又はホテルに持ち帰り、分別する事が義務付けられます。
  世界初のスポーツイベントでのZERO EMISSIONを実現する為、エコインバのコースには参加者の足跡以外何もない、そんな光景が見られることを心から楽しみにしています。

Q 3: なぜ、エコインバは非競技のスポーツイベントなのでしょう?
A 3: エコインバでは走りが速いか遅いかは短に走りのスタイルの違いで、参加者の優劣とは無関係です。
  21世紀はスピードではなく、環境が最優先される世紀と私たちは信じています。安全性を重視し、環境保全や機会均等を優先するエコインバでは、スピードと環境は最良の組合せに成り得ないのです。
  従ってエコインバの参加者は、交差点では信号を守り、主催者は完走時間計測や順位公表は行いません。エコチップスと呼ばれる環境保全規則・ガイドラインや信号を守れない、また完走時間測定が行われないのなら走る意味を見出せない参加者は、エコインバではなく、他のマラソンに参加することをお勧めします。しかしながら、もし地球環境保全の為にコースのゴミ拾いを楽しみ、各給水所でカラオケを歌ったり、海外から来た参加者達と共にコスプレや写真撮影を楽しむなら、エコインバはそんな(美しい!)人々に最適です。

Q 4: なぜ、エコインバでは機会均等を重視しているのですか?
A 4: 私たちは機会均等こそ、21世紀の人権擁護の大切な問題の一つと信じています。42.2Kmのマラソンの距離を5時間以内で完走出来ないスローランナーやウォーカーでも、5時間から9時間の制限時間内なら完走(歩)する決意と体力を備えていれば、誰でもエコインバエコヒーローになり得ます。
  このユニークな制限時間によりエコインバがより広範な層にマラソンの距離を完走する達成感を味わう機会提供で、スポーツイベントの社会的責任を達成します。これは人口の僅か0.1%程度のランナーが対象となる制限時間5時間のマラソンと比べ、女性、マラソン初心者や団塊世代、そしてより高齢層等を含む百倍もの多くの人々にその恩恵が広がります。又、エコインバの完走パーティーでは、制限時間内にゴールした最終ランナー(ウォーカー)でも、環境保全等への貢献により、エコヒーローに選ばれる機会が均等にあります。

Q 5: なぜ、エコインバでは国際交流を重視しているのですか?
A 5: 第一回大会定員は1000名です。国内外、男女、ランナー・ウォーカー比は全て50%:50%を想定しています。特に海外からはるばる印旛を訪れる参加者には国籍に拘らず、敬意と暖かいもてなしの心で快適に感じて貰い、相互理解を深める様に最大限努力するつもりです。草の根レベルでの信頼関係構築を図り、未来世代の為に私たちのゴールである、環境と調和した恒久平和社会(One People, One Planet)実現をめざします。
  世界初のZERO EMISSION、非競技、機会均等を特徴とする国際スポーツイベント、エコインバはそのゴール実現の為、重要な役割を担うと信じています。その様な理由で、次の様々な国際文化交流機会を海外、国内、そして地元の方々に提供します。

エコインバ前日の午後開催予定の、印旛の松虫寺や里山を歩く歴史ウォーキングツアー。
・限られた予算で来日する海外参加者にエコインバ前後2泊の宿を提供して戴けるホストファミリー紹介。
・コース沿いやゴール地点での日本が世界に誇る伝統の和太鼓集団の演奏による応援とエンターテイメント。
・パスタパーティーでカラオケの練習や日本の家庭での環境保全への取組みや地元環境NPO等の活動展示等。
・完走パーティーでフォトコンテスト応募作品を大スクリーンで鑑賞し、参加者、ボランティアで審査等。

Q 6: どの様な配慮でより広範な層のエコインバ参加者に安全と快適さを味わえる様にするのでしょう?
A 6: 次の配慮で、エコインバ参加者に安全で快適な走りや歩きを体感して貰う予定です。

  ・交差点横断部を除く、全コースを排ガス車両が通行しない公園、歩道、農道、自転車道とし、安全 を確保。
  ・参加者の安全と心の安らぎの為、計26ヶ所のトイレとカラオケ設備を備えた給水所を1.6Km毎に設置。
  ・食の安全と二酸化炭素排出とエネルギー消費を削減する為、地産の野菜等を給水所やパーティーで提供。
  ・ZERO EMISSION社会実現の一環として、コース上のゴミは全て拾い集めることを参加者に呼びかけ。
  ・最終ランナーにも均等のもてなしを提供する為、ゴール開門時間を正午から午後2時迄の2時間に限定。

Q 7: ゴミ拾い、カラオケ、コスプレ、フォトコンテストはどんな基準で各ヒーローが選出されるのでしょう?
A 7: ・ゴミ拾いコンテストは、コースで拾い集め、ゴールまで持ち込んだゴミが大会役員により計量され、その重量が明記されたゴミ袋を手にした参加者の写真撮影が行われ、フォトコンテスト応募写真として写されたゴミ拾いに奮闘し、ゴールまで運んでいる参加者の写真と共に審査され、エコヒーローが選出されます。
  ・カラオケコンテストは、カラオケが各給水所に設置され、参加者は各給水所で歌い終わると次の給水所に向かいます。フォトコンテスト応募写真で写されたカラオケを楽しんでいる参加者やそれを眺める周囲の人々の様子等が写った写真で審査され、カラオケヒーローが選出されます。
  ・コスプレコンテストは、参加者のコスチュームやパフォーマンスが訴える環境、人道、平和へのメッセージのオリジナリティやユーモア等をユニークさやフォトコンテスト応募写真で写されたコスプレを楽しんでいる参加者や周囲の人々の写真で審査され、コスプレヒーロー又はエコヒーローが選出されます。
  ・フォトコンテストは、フォトコンテスト応募写真として写された写真の中から、エコインバの楽しさや特徴を最も的確に表現している写真を全員で投票し、フォトヒーローが選出されます。

  各ヒーローに選出され表彰と賞品を受けるには、完走パーティーに参加し、受賞の挨拶や感想を述べることが条件で、選出された参加者が不参加の場合、賞品は繰り上げ受賞の次点入賞者に与えられます。

Q 8: 将来、私の町や国でもエコマラソンが開催され、楽しむことが出来ますか?
A 8: 勿論可能です! ZERO EMISSIONエコマラソンのビジョンを世界に拡げ、環境問題への気付きを高め、マラソンの垣根を下げ、健康で活動的なライフスタイルを奨励することは、私たちの大切な使命です。第一回エコインバ開催後、エコマラソン創造者として、全国的に、そして世界的にエコマラソンのビジョンを推進し、250の国と地域のスポーツイベント主催者にZERO EMISSIONのエコマラソンを監修します。

Q 9: 誰がエコマラソンの理念とビジョンを発案したのですか?
A 9: エコマラソンの理念とビジョンを発案したのは、NPO法人、エコマラソン・インターナショナルの理事長で「エコマラソン」の著者でもある、西 一です。彼のマラソンに於ける目標は2049年迄に250ヶ国での1000マラソンを楽しみ(2009年7月現在、72ヶ国での560マラソン走破済み)、その概要と環境格付けをEcomarathon Data Bookにまとめ、人類の知的文化遺産として未来世代に残すことです。(以上、独ウィキベディアによる) 生涯のゴールは、未来世代の幸せを願い、22世紀迄に環境と調和した恒久平和社会、One People, One Planetの実現です。

Q 10: エコインバの開催地、印旛はどんな場所で、どの様な歴史的背景があるのでしょう?
A 10: 印旛は古い歴史を持つ癒しの地です。印旛の歴史は西暦730年代、第45代天皇、聖武天皇(701-756)の皇女、不破内親王(松虫姫723-795)がらい病を患い、夢に現れた薬師如来のお告げにより、下総に出向いた。そして印旛地方のある寺に、夢に現れた薬師如来があったという。内親王はそこで療養をしたところ、回復した。聖武天皇はそれを喜び、その薬師如来がある寺を改築して、松虫寺とした。(以上、ウィキベディアによる)
  千葉県北部に位置し、北東部が北印旛沼、南西部が西印旛沼に接し、田園や木々や竹林が美しい里山、渓谷が連なる自然豊かな場所です。
  2010年、成田新高速鉄道開通により成田国際空港と直結。そして2011年4月3日、世界初のZERO EMISSION、非競技、機会均等の国際スポーツイベント、エコインバ開催地となり、その模様は国内メディア、BBC, CNN, Aljezeera(予定)等を通し全世界65億の人々に発信されることでしょう。

エコインバはランナー、ウォーカー、ボランティアで構成された印旛を本拠地とするNPO法人エコマラソン・インターナショナルが主催します。エコマラソンの特徴である、完走タイム無計測ですので、大都会で群集と共に競走することを走りの主な目的とするランナーを対象にしていません。豊かな自然の中での調和、交際交流やスローランニングの美しさを楽しめるエコランナーやウォーカーに最適です。

© 2009-2011 Ecomarathon International, a Non-Profit Organization www.ecomarathon.org
... Eco Slow Marathon Inba aka ECO INBA. Why don't you walk or run for environment, peace and Japan Quake Orphans <-日本とタイの被災者に届ける義援金1万円を寄付する善意の参加者300名は参加費無料で受付中! Yes, we will organize REGISTRATION FREE Ecomarathon Inba on April 1, 2012 for 300 Heroes who are willing to donate 10,000yen for Japan Quake & Thai Flood Victims
© 2010-2011 Ecomarathon International, a Non-Profit Organization www.ecomarathon.org
速報 エコインバプレ大会が印旛沼で開催!

44日午前5時、最短5時間、最長9時間と、世界初のユニークな制限時間とマイ水筒を持参し、競わずに印旛沼自転車道を主とする42.2Kmのコース沿いのごみ拾いを楽しむエコインバプレ大会が開催されました。

同大会は、飲料水として汚染度日本一となった印旛沼の水環境の再生を目的に、「子供達が泳げて、ホタルが棲める印旛沼を創ろう!」と、印旛沼流域の住民に呼び掛ける目的で201143日開催予定の国際市民スポーツ・イベント、第一回エコマラソン印旛(エコインバ)の本番に備え、地元の環境NPO法人エコマラソン・インターナショナル(エコマラソン)が開催一年前に運営ノウハウ習得を目的に予行演習として開催したものです。

20091126日の日本経済新聞夕刊で紹介されたエコインバのごみゼロの趣旨に賛同された小沢環境大臣のご夫人、寿子様を始め、地元の印西市や船橋、浦安、東京、北海道からエコインバプレ大会に参加された方々の約半数はマラソン未経験者でした。当日は寒風が吹く中、地元エストリオいには野自治会や地域のボランティア計6名の暖かい応援に励まされ、桜見物やごみ拾いを楽しみながらマラソン初参加者全員も完走を果たしました。

完走後の食事会では、小沢環境大臣のご夫人から「チャレンジ25」を含む地球温暖化対策のご提唱や参加者がそれぞれのスローランニングの楽しみや、環境保護活動への熱い思いを語りあう機会を楽しみました。

エコインバ構想は1990年から7大陸72ヶ国での567マラソンの参加を通し、地球環境保護の大切さを米国やドイツを含む世界の人々に訴え続けてきた京都出身のエコマラソン理事長の西さんの体験から生まれました。

2008年に印旛に移り住み、印旛沼自転車道をトレーニング中、「こんなに美しい自然が広がり、空港と直結し利便性が高まる場所に国際市民マラソンが無いのなら、自ら追い求めて来た環境優先、非競技、機会均等の理想のエコマラソンをこの地で創ろう!」と決意し、賛同者を集め、主催団体NPO法人を昨年立ち上げました。

地元の山崎山洋印西市長も「新印西市の住民の心を一つにする合併記念イベント」と支援を表明され、JA西印旛は、エコインバ開催を通しアジアを中心とする海外観光客を対象とする観光農園の振興や「地産地消」を推進するエコインバ構想に賛同し、地産玄米やサツマイモを、日清ファルマはグルタミンやパスタを提供し、参加者やボランティアの方々に給水所や食事会で味わって貰い、初マラソン参加者全員の完走に貢献しました。

地元住民の環境保全意識を高め、自然を守り、農水商業振興や青少年の育成に貢献するエコインバ構想に賛同し、参加・協力にご興味をお持ちの方は、エコマラソンエコインバの公式ホームページ:ecomarathon.orgへ。